第84回 全国産業安全衛生大会 in 大阪・近畿

プログラム・タイムテーブル

分科会タイムテーブル 9/11(木),12(金)

分科会タイムテーブル(PDF)
※本データは5月上旬時点の情報です。

<プログラム一覧>

化学物質管理活動分科会 9/11(木)

【研究発表】神戸製鋼グループにおける衛生管理向上に向けた取り組み

9月11日(木) 9:30~9:50 ATCホール Aホール「AⅠ」(O's南館 地下2階)

㈱神戸製鋼所 神戸本社 安全・環境部 安全衛生グループ
髙見 悠希

衛生管理向上を図る為に、3つの観点(管理強化・人材育成・維持管理)で取組みを推進している。特に、自律的な化学物質管理の取組みとしてRAシステム構築をはじめ、全社ガイドラインや教材の作成、チェックリスト等を展開してきた。具体的な取組み事項や成果に関して発表する。

【研究発表】マスクフィットテスト導入による適正なマスク選定と装着、そして作業者意識の変革へ

9月11日(木) 9:50~10:10 ATCホール Aホール「AⅠ」(O's南館 地下2階)

IDEC㈱ 滝野事業所 グローバル生産統括部 ASIA生産本部 Vision Zero安全推進室 Vision Zero安全推進担当兼 滝野・福崎生産部 滝野事業所 滝野総務チーム リーダー
松本 英典

「溶接ヒューム」の規制を機に、IDECでは2022年度より防じんマスク及び防毒マスク使用者のマスク装着技能の向上を目的に「マスクフィットテスト」を導入している。本発表では、3年間の活動を通して得られた運用のノウハウと技能向上だけではない効果について紹介する。

【特別報告】最新の化学物質規制の動向について

9月11日(木) 10:10~10:40 ATCホール Aホール「AⅠ」(O's南館 地下2階)

厚生労働省 労働基準局 安全衛生部 化学物質対策課長
中野 響

令和7年1月、厚生労働省の労働政策審議会は、労働安全衛生法等の一部を改正する法律案要綱を答申した。 要綱では、危険有害性情報の通知制度(SDS)の履行確保措置や、化学物質の営業秘密情報の扱い等も含まれている。 これらの措置を含め最近の化学物質管理の動向について紹介する。

【研究発表】新リスクアセスメント手法 AIによる暴露限界値の計算

9月11日(木) 10:50~11:10 ATCホール Aホール「AⅠ」(O's南館 地下2階)

大和ハウス工業㈱ 本社 技術本部 安全統括部 戦略グループ 課長
森 朋仁

化学物質のスプレー缶を、仕事で1日一吹きする程度でも、呼吸器用保護具を使用するRA結果となることが多い。 しかし、この量で呼吸器用保護具を使う事は現実的ではない。 新しい考え方として、暴露制限値をまったく超えない事をAIで立証する。 その手法を発表致します。

【研究発表】粉じん職場作業環境改善の取り組みについて

9月11日(木) 11:10~11:30 ATCホール Aホール「AⅠ」(O's南館 地下2階)

AGC㈱ AGC横浜テクニカルセンター 環境安全部
渡部 遥平

弊社事業所では、事業の1つとして建築用ガラスの生産を行っており、珪砂などの粉体原料を扱うことから作業者への負荷が高い職場が存在する。本活動では設備の現状把握として集塵機及びダクトの調査を行った。その後、設備改善を行うことで作業環境中の粉じん量低減を実現した。

【研究発表】化学物質管理ネットワークの構築と管理ツールの開発・運用

9月11日(木) 11:30~11:50 ATCホール Aホール「AⅠ」(O's南館 地下2階)

JX金属㈱ 茨城事業所 環境安全部(磯原) 技師
梶山 純

昨今求められる化学物質の自律的な管理のため、当事業所では、kintoneやSharePointといったクラウドサービスを活用しながら、自律的管理を行うための基盤となる「化学物質管理ネットワーク」を構築した。具体的な取り組みの例として大きく5つを紹介する。

【研究発表】わが社における化学物質リスクアセスメントの
取組みについて

9月11日(木) 12:00~12:20 ATCホール Aホール「AⅠ」(O's南館 地下2階)

広成建設㈱ 本社 施工本部 安全推進室 担当課長
迫田 雅史

労働安全衛生マネジメントシステム導入に伴い、化学物質リスクアセスメントを実施する中で、管理手法としてクリエイトシンプル手法を採用し、全社的な教育とキントーンを活用したデータ管理を行い、化学物質に対する知識の向上と情報共有を実施した。

【研究発表】濃度基準値設定物質の個人暴露測定ケーススタディ

9月11日(木) 12:20~12:40 ATCホール Aホール「AⅠ」(O's南館 地下2階)

㈱神戸製鋼所 茨木工場 溶接事業部門 生産センター 安全・環境室 課長
藤河 研次郎

社内で濃度基準値設定物質の個人暴露測定を進めるなかで、作業時間の考え方など、どの様に扱うべきか迷うケースが多々あり、都度検討しながら測定を進めてきた。このように判断に迷ったケースを取りまとめたものをケーススタディとして報告する。

【シンポジウム】 「化学物質の自律的管理を推進する」
 基調講演「胆管がん問題を教訓にした弊社の取り組み」

9月11日(木) 13:40~14:10 ATCホール Aホール「AⅠ」(O's南館 地下2階)

㈱SANYO-CYP 代表取締役社長 兼 CEO 
山村 健司

胆管がん問題を教訓に、当該企業は“従業員と家族の健康を守り、会社も成長していきたい”を目標に活動してきた。業種は異なるが、二社は化学物質の自律的管理に取り組んでいる。それらの活動を紹介するとともに、危険・有害性リスクを“見える化”するツールを紹介する。

【シンポジウム】
「化学物質の自律的管理を推進する」
 パネルディスカッション

9月11日(木) 14:10~15:40 ATCホール Aホール「AⅠ」(O's南館 地下2階)

パネリスト

旭化成㈱ 延岡支社 環境安全部 主査、
IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト
濱田 泰将

日東電工㈱ 基盤機能材事業部門 管理統括本部 環境安全部 企画課
夏井 正頼

中央労働災害防止協会 労働衛生調査分析センター 副所長 
竹内 靖人

座長

中央労働災害防止協会 近畿・大阪安全衛生総合サービスセンター 技術顧問
圓藤 吟史

コメンテーター

㈱SANYO-CYP 代表取締役社長 兼 CEO 
山村 健司

胆管がん問題を教訓に、当該企業は“従業員と家族の健康を守り、会社も成長していきたい”を目標に活動してきた。業種は異なるが、二社は化学物質の自律的管理に取り組んでいる。それらの活動を紹介するとともに、危険・有害性リスクを“見える化”するツールを紹介する。

【特別報告】化学物質の危険有害性に対応したリスクマネジメント

9月11日(木) 15:40~16:10 ATCホール Aホール「AⅠ」(O's南館 地下2階)

中央労働災害防止協会 近畿・大阪安全衛生総合サービスセンター 技術顧問
圓藤 吟史

“法定非該当物質は安全な物質”という理解は間違っているので、法改正で事業者にリスクアセスメントを義務づけ、規則と通達で誘導した。その結果、“規則と通達に従えば安全”との誤解が生じている。ここでは、危険有害性に対応した実践的な自律的マネジメント方策を紹介する。

【研究発表】JX金属グループにおける化学物質管理への取り組み

9月11日(木) 16:20~16:40 ATCホール Aホール「AⅠ」(O's南館 地下2階)

JX金属㈱ 環境安全部 技師
藤井 道太郎

当社では、化学物質の自律的な管理に関する労働安全衛生法関係法令改正への対応についてグループ全体で一丸となって取り組んできた。本社環境安全部を中心に当社グループにおける課題の把握・教育・体制構築及び管理の深化のために進めた取り組みの成果や今後の展望を報告する。

【研究発表】マスクフィットテストの結果の傾向について

9月11日(木) 16:40~17:00 ATCホール Aホール「AⅠ」(O's南館 地下2階)

(公財)福島県労働保健センター 検査課 課長
原 大

2023年より1年に1度義務化されたマスクフィットテストに健診業務の一環として携わり、約500名の方のテストを行った。テストの結果から傾向とマスクフィットテストを行う実施者の役割として感じたことを報告する。

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