第84回 全国産業安全衛生大会 in 大阪・近畿

プログラム・タイムテーブル

分科会タイムテーブル 9/11(木),12(金)

分科会タイムテーブル(PDF)
※本データは7月上旬時点の情報です。

<プログラム一覧>

DX等分科会 9/12(金)

【研究発表】個々人の安全感性・実力強化に向けた
デジタル式KY支援ツールの導入

9月12日(金) 9:30~9:50 コンベンションルーム①(O's南館6階)

㈱コベルコE&M 安全衛生部 専門部員
髙次 秀幸

個々人の安全感性・実力強化を目的に、デジタル式KY支援ツール導入に取り組んでいる。社内各事業所間のワーキングGr構築、定着のためDXに慣れた作業Grでの優先的な導入、使用者との課題/要望の共有により、抜けのないリスク抽出と具体的な対策立案で成果を出している。

【研究発表】安全防災アプリの構築

9月12日(金) 9:50~10:10 コンベンションルーム①(O's南館6階)

京セラ㈱ 鹿児島川内工場 川内環境安全部 安全防災課
福浦 海聖

当事業場では安全防災情報を様々な方法で発信している。近年のDX化に伴う情報量の多さから作業者は必要な情報に辿り着くまでに時間を要したり、内容の認識が薄くなりがちである。 そこで、安全防災情報の共有が行えるプラットフォームアプリ「安全防災アプリ」の構築を行った。

【講演】フジテックのDX戦略〜全ては安全・安心のために

9月12日(金) 10:20~11:20 コンベンションルーム①(O's南館6階)

フジテック㈱ 専務執行役員 デジタルイノベーション本部長
友岡 賢二

DX戦略の立案には、まず事業目的(Why)、顧客(Who)、事業戦略(What)を深く理解し、その実現をするための道具としてデジタルをどのように使うか(How)を考える必要がある。フジテックのDX戦略立案に至るストーリーの中で「安全・安心」がどのように位置づけられ、その結果どのような成果を導き出したのかについて解説する。

【研究発表】安全DX(安全衛生のデジタル技術活用)の取組

9月12日(金) 11:30~11:50 コンベンションルーム①(O's南館6階)

㈱神戸製鋼所 神戸本社 安全・環境部 安全衛生Gr シニアプロフェッショナル
中西 康次

安全衛生活動にデジタル技術を導入し業務改革(安全DX)を推進中。安全DXは、①人の安全行動を支援する取組、②残存する高リスク作業に対するリスク低減活動、に分け活動を展開。市販ツール、生成AI、AIカメラおよび高感度センサー等を活用し安全衛生活動を変革している。

【研究発表】社内情報と生成AIを活用した労働安全衛生チャットボット
「OSH-CBT」 の開発

9月12日(金) 11:50~12:10 コンベンションルーム①(O's南館6階)

第一工業製薬㈱ 生産本部 滋賀工場 総括課
下嵜 康裕

リスク感受性強化、文書の抽出・要約、法規制対応の効率化、業務の属人化防止を目的として、社内データと生成AIを連携したチャットボット「OSH-CBT」を開発した。このツールによって、社内情報の共有化を通じて知識や経験の蓄積を図りながら、OSH水準の向上を目指す。

【研究発表】情報共有・分析アプリケーションの構築・活用による
傷害・物損事故の防止

9月12日(金) 12:10~12:30 コンベンションルーム①(O's南館6階)

東日本旅客鉄道㈱ 東京総合車両センター 指導係
坂本 裕二

当センターには関係会社を含む約30の職場があり、それぞれで発生した傷害等の事象が十分に共有されていなかった。今回、社員発意で各職場の事象を集約し傾向分析できるアプリケーションを構築したことで、確実に他山の石で活用できるとともに、安全を先取りすることができた。

【研究発表】Google AppSheetを使った安全管理

9月12日(金) 13:30~13:50 コンベンションルーム①(O's南館6階)

㈱サンゲツ ロジスティクス部門 ロジスティクスセンター統括室 
中部ロジスティクスセンターⅡ チームリーダー
入口 楓

現場で発生しているヒヤリハットの拾いやすい仕組みづくりとして、従来の紙媒体では回収や対応の面で迅速にできない課題があったが、AppSheetによるアプリ管理へと変更することで回収率が上がり提出から対応までもスムーズに実行できるようになった。

【研究発表】DX化によりヒヤリ・ハット・気がかり提案を活性化!
社員が主体的に取り組む仕組みへ

9月12日(金) 13:50~14:10 コンベンションルーム①(O's南館6階)

㈱小松電業所 業務部安全総務課
石塚 兼祥

ヒヤリ・ハット・気がかり提案改善活動に取り組んでいる。当初は紙面にて管理していたが、取り組むうちに管理できない、終わらない、無くすなど多くの課題が露見してきた。回を重ねる度に実施してきたDX化等の取り組みを紹介する。

【研究発表】伝えたい・繋ぎたい 指導書のアップグレード活動
~若手の声から始まる新たな挑戦~

9月12日(金) 14:10~14:30 コンベンションルーム①(O's南館6階)

㈱小松製作所 生産本部 郡山工場 生産部生産第一課 第三センタ一班  オートメーションサークル
安瀬 優樹

新入社員を6年ぶりに受け入れることとなり、からくりを用いて安全な場所での作業を可能にし、リスクがある作業そのものを廃止、合わせて作業指導書を新人が見ても危険のポイントがすぐ理解できるように、アップグレードした改善事例である。

【研究発表】橋りょう検査における安全かつ効率的な検査手法について

9月12日(金) 14:40~15:00 コンベンションルーム①(O's南館6階)

㈱レールテック 中国支店 山口調査監理センター 技術リーダー
竹崎 智哉

河川上の橋りょうを検査する場合は、検査用の吊足場を仮設し検査を行っていたが、近年ではロープ高所作業を活用した検査件数が増えている。本取り組みでは、橋りょう検査においてロープ高所技術とドローンを組み合わせ、従来手法に比べコスト削減と労災リスクの軽減を実現させた。

【研究発表】生成AI活用によるRAの質的向上支援 

9月12日(金) 15:00~15:20 コンベンションルーム①(O's南館6階)

㈱日立製作所 人財統括本部グローバル安全衛生マネジメント推進本部 
安全推進部 主任技師
吉田 聖章

リスクアセスメントは危険源を正しく特定し、効果的な対策の立案が重要である。本報告では、ハイリスク作業に対して生成AIを活用したリスクアセスメントの評価と質的向上のための取組みについて紹介する。

【研究発表】自動化設備における、居残り労働災害に対するリスクと対策

9月12日(金) 15:20~15:40 コンベンションルーム①(O's南館6階)

㈱小森安全機研究所 西日本支店 所長
長峰 天太

昨今、工場内の省人化に伴う自動化設備(産業用ロボット、搬送装置)の普及が広がっている 生産性の維持・向上は見込めるものの、従来の手法では安全性の担保が難しくなるケースがある 弊社が取り扱うセンサーは電波という新しい方式を採用。次世代自動化設備の安全を担う

【研究発表】協調安全/Safety2.0を実現する
新たなAIセンシングデバイスとその導入事例

9月12日(金) 15:50~16:10 コンベンションルーム①(O's南館6階)

IDEC㈱ 協調安全・VisionZeroグローバル推進部 Safety2.0事業推進
中原 大輔

労働環境における安全・安心・ウェルビーイングの実現は、新たな技術革新とそれを導入した安全方策が必要不可欠である。協調安全による安全性と生産性の両立を目指した新たなAI技術及びセンシング技術の提案と、それらを用いた協調安全ロボットシステムの効果について報告する。

【研究発表】市民開発によるアプリを活用した安全活動のDX化

9月12日(金) 16:10~16:30 コンベンションルーム①(O's南館6階)

東日本旅客鉄道㈱ 高崎保線設備技術センター 主任
小野関 翔

予算の課題やIT人材不足の中、ローコードツールにより非IT人材でも本格的なアプリを開発できる市民開発が可能となったことから、自職場で一般社員がMicrosoft Power Platformを活用して作成したアプリによる改善事例を紹介する。

【研究発表】生成AI活用の実績と未来への展望
~労働災害ゼロを目指し生成UIの活用~

9月12日(金) 16:30~16:50 コンベンションルーム①(O's南館6階)

東京電力ホールディングス㈱ 安全推進室 専任課長
大後 茂雄

生成AIを活用した労働災害防止活動の効果検証及び今後の活用を考察する。効果検証は、アプリ利用者の総合的な満足度や安全文化の醸成程度、労働災害発生数について確認を行った。また、検証結果を踏まえ労働災害をゼロにするためAIの新たな活用(生成UI)について提案する。

参加お申込みはコチラ