学会長挨拶
この度、第11回北海道・東北臨床工学会を2025年11月15日(土)・16日(日)仙台国際センター展示棟におきまして、8年ぶりに(一社)宮城県臨床工学技士会が担当県として開催させていただくことになりました。
本来であれば、学会長は尾越会長が務めるところと思っておりましたが『せっかくの機会だから引地副会長がやったらいいんじゃないか』とのご提案を受け、責任の重さを実感いたしましたが、そうお声がけいただけたことは大変光栄なことであり、先輩方が築いてこられた本学会の学会長を務めることに全力で取り組む覚悟です!
本学会のテーマですが「日々、黎明期」~終わりなき道~としました。『黎明期』とは、「輝かしい次の時代への始まりの時期」や、「新しい時代・文化などが起ころうとする時期」を意味します。医師のタスクシフト・シェアを受け、この言葉を胸に時代の変化に対応すべく、いま抱えてる課題を乗り越える。そして、この思いを次の世代へ引き継ぎたい。臨床工学技士が無くてはならない存在になるように…との思いを込めました。
プログラムについては、皆さまにご興味を持っていただける学術的な講演や発表に加え、『臨床工学技士会』という『職能団体』としての側面も踏まえたセミナーを多く企画していきたいと考えています。
また、学会と言えばご当地の美味しいものも楽しみの一つかと思います。「せっかく宮城さ来たんだから〇〇食べてったらいぃっちゃ~」というものをご紹介いたします。「牛たん」「セリ鍋」「ずんだもち」は言わずもがなかと思います。また、秋のこの時期ですと「はらこめし」もおすすめですが…。皆さんは「三陸塩釜ひがしもの」をご存じでしょうか?三陸東沖で、9月から12月にかけて、塩釜市魚市場に水揚げされる生のメバチマグロで「鮮度」「色つや」「脂のり」「うまみ」に優れ、仲買人の目利きにかなったものを「三陸塩釜ひがしもの」と言います。期間限定で絶品のメバチマグロですので、ぜひ食べていただきたいところです。
宮城での学会が、学びの場となるだけでなく、友人や先輩、知人との再会も含めて“来てよかった、楽しかった”と思っていただけるよう、宮城県臨床工学技士会の総力を挙げて準備して参ります。多くの皆さまのご参加を心よりお待ちしております。