学会長挨拶
『深化~共創が導く更なる高みへ~』
この度、第12回北海道・東北臨床工学会を 2026年11月21日(土)・22日(日)コラッセふくしま におきまして開催する運びとなりました。
本学会のテーマは 「深化~共創が導く更なる高みへ~」 といたしました。医療技術の高度化や臨床現場の変化が加速する中、臨床工学技士としての専門性をより深く磨き、地域医療に貢献する力を強化していく必要があります。「深化」には、積み重ねてきた知識・技術・経験をさらに掘り下げ、次の時代へ確かな価値としてつなげていく思いを込めました。
また「共創」には、医療職種間や産業界、教育機関など多様な立場が強みを持ち寄り、新たな価値を生み出すという意味があります。さらに今回は、北海道・東北の臨床工学技士が地域の垣根を越えて協力し合い、互いを尊重しながら新しい価値を創り出していく願いも込めました。広い地域に散らばる仲間が同じ方向を向き、それぞれの強みを持ち寄ることで、単独では到達できない“更なる高み”へ進んでいく——その姿こそが、これからの臨床工学技士に求められる姿であると考えております。プログラムにおきましては、学術的な講演や研究発表に加え、職能団体としての視点を踏まえたセミナーも多数企画し、参加者の皆さまにとって実りある学会となるよう努めてまいります。
開催地である福島県には、豊かな自然と温かい人々に育まれた魅力がございます。福島市周辺には、古くから湯治場として親しまれてきた 飯坂温泉・土湯温泉・高湯温泉 が点在し、地元食材を生かした郷土料理や日本酒など、味わっていただきたい逸品も多くございます。そして福島の文化を語るうえで欠かせないのが、会津地方に伝わる郷土玩具 「赤べこ」 です。疫病退散の象徴として古くから親しまれ、首を振る愛らしい姿は、福島の“たくましさ”と“あたたかさ”を象徴する存在でもあります。
今回は 3連休での開催 となります。学会での学びを深めたあと、福島の自然や文化に触れる観光もおすすめです。歴史ある会津の街並みを巡るもよし、温泉で疲れを癒すもよし、地元ならではの食文化を楽しむのも良いひとときとなることかと思います。
こうした福島の魅力を感じながら、学術交流と地域の活性化につながる学会となるよう準備を進めてまいりました。 福島での学会が、学びの場に留まらず、交流・共創の場となりますことを心より願っております。皆さま、二日間心ゆくまで福島をご堪能ください。
